キャプテンスタッグのアルミロールテーブルは、さすがド定番なだけあってソロキャンプ初心者におすすめできるローテーブルです。
コンパクトなので、積載量が限られているバイクや自転車キャンプに向いていますね。
超がつくほどめんどくさがり屋の私にとっては、「もう少しだけ組み立てがかんたんだったらいいのになあ」と思うことはあります。
ですが組み立て方法以外に大きな不満点がないので、迷ったらアルミロールテーブルを使えば後悔はしないかと。定番中の定番なんでね。
公式サイト>>>アルミロールテーブル〈コンパクト〉キャプテンスタッグ
使用感
私のように極度のめんどくさがり屋でなければ、いいローテーブルだと思います。
以下がアルミロールテーブルを使ってみて感じたことです。
1.物を載せたまま移動させるにはコツがいる
2.収納しても勝手に開くのがうっとうしい
3.組み立てがめんどくさい
4.テントのなかで使うと床を傷つけそう
5.頑丈だから気兼ねなく使える
6.コンパクトだからバイクでも持ち運びしやすい
詳しくご説明します。
1.物を載せたまま移動させるにはコツがいる
天板がたわむので、物を載せたままテーブルを移動させにくいです。
ネットの世界にはいろいろ考えるひとがいるもので、改造して使われているひともいますね。
参考>>>●アルミロールテーブルを改良〜鹿番長をカスタマイズ〜
私は改造なんてめんどくさいのでしません。
それに天板をたわませずに持ち運ぶ方法があります。
単純なことですが、短い辺を持たずに、長い辺を持てば天板はたわみません。
あるいは天板裏のパーツごと抑えて持ってやれば、天板はたわまないので、わざわざ改造しなくてもいいのかなあというのが素直な感想です。
2.収納しても勝手に開くのがうっとうしい
個人的には天板がたわむより、折りたたんだアルミロールテーブルが勝手に開くことのほうが問題です。
付属の収納袋が大きいので、収納袋のなかでアルミロールテーブルが開いてしまうんです。
これがめんどくさいし、うっとうしいです。
対策するなら、収納袋を小さいものに代えるか、テーブルが勝手に開かないようにゴムバンド等で縛るかですね。
私の場合、収納袋はそのままで、麻ひもを使って対策しています。
3.組み立てがめんどくさい
私は超がつくほどのめんどくさがり屋なので、アルミロールテーブルを組み立てるのもめんどくさく感じます。
組み立て方をご覧いただくとわかるのですが、とてもかんたんに組み立てられます。
かんたんなのですが、私はそれでもめんどくさかったです。
アルミロールテーブルと並んで定番のフィールドホッパーへの買い替えも検討中。
フィールドホッパーは組み立てが楽ちんとの評判なので。
関連記事>>>SOTOのフィールドホッパーをレビュー!スピード組み立てが魅力のソロキャンプ向けのローテーブル
4.テントのなかで使うと床を傷つけそう
脚の形状が尖っているので、テントのなかで使うのはちょっと怖いです。
最悪の場合、テントを破ってしまいそう。
まあテントのなかにアルミロールテーブルを持ち込むことはほぼないかと思うので、気にすることではないかと。
むしろこの尖った形状のおかげで、地面に食い込んで安定感が増してるような気もしますね。
5.頑丈だから気兼ねなく使える
耐荷重が30kgなので、かなり頑丈です。
料理でナイフを使うときは安心感がありますね。
たとえばアルミロールテーブルと並んで定番のローテーブル「フィールドホッパー」の耐荷重は3kgなので、力を込めて肉や野菜を切るときはちょっと不安かなあと。
※フィールドホッパーの実物を持っていないため、あくまで推測
アルミロールテーブルの耐荷重は30kgなので、フィールドホッパーの10倍の頑丈さです。
ガツガツ料理をしたいなら、フィールドホッパーよりアルミロールテーブルのほうがよさそう。
6.コンパクトだからバイクでも持ち運びしやすい
アルミロールテーブルは収納すると、かなりコンパクトになります。
このコンパクトさが、バイクや自転車キャンプのような積載量が限られた状況ではありがたいです。
車ならどんなに大きなテーブルでも持ち運べますが、バイクや自転車では無理ですから。
アルミロールテーブルが愛されている理由は、「安くてコンパクト」ということに尽きると思います。
ただし荷物をすこしでもちいさく軽くしたいって方には向かないですね、バックパック1つでキャンプをするような場合とか。
キャンプテーブル界でみるとコンパクトなんですが、コンパクトなテーブル界で見るとちょっと大きめなので。
関連記事>>>バイクキャンプツーリングでバックパックを楽に背負う方法!コツは肩紐をゆるめず荷重を預けること
サイズ感
身近にあるもので、アルミロールテーブルのサイズ感を再現してみました。
天板
天板の大きさは、A4サイズ2枚分。
高さ
トイレットペーパーとアルミロールテーブルは、ちょうど同じぐらいの高さですね。
高さがある椅子とは相性が悪いですね。学校の椅子ぐらいのふつうの椅子でも厳しい。
いっぽうでローチェアや地べたスタイルなら、使いやすい高さ。
組み立て方
☆アルミロールテーブル組み立ての流れ
1.裏向けに広げる
2.フックを引っ掛ける
3.脚を開いて完成
順番に説明しますね。
1.裏向けに広げる
収納袋から取り出して、裏向けに広げます。
2.バーのフックを引っ掛ける
2本の長いフックを回転させて、赤丸の金具に引っ掛けます。
3.脚を開く
あとはそのまま両脚を開けば完成です。
キャプテンスタッグのアルミロールテーブル 使用レビューまとめ
☆アルミロールテーブルまとめ
1.物を載せたまま移動させるにはコツがいる
2.収納しても勝手に開くのがうっとうしい
3.組み立てがめんどくさい
4.テントのなかで使うと床を傷つけそう
5.頑丈だから気兼ねなく使える
6.コンパクトだからバイクでも持ち運びしやすい
「車でソロキャンプ+荷物は大きくていい」ということであれば、もっと使いやすいテーブルはあります。
が、積載量が限られたバイクキャンプツーリングに向いています。
フィールドホッパーのようなもっとコンパクトなローテーブルもありますが、価格を考えるとアルミロールテーブルは優秀。
これからソロキャンプをはじめる方には向いているローテーブルだとおもいます。
「キングオブ定番」のテーブルなので、とりあえずアルミロールテーブルを使ってみて、あとは自分のスタイルに合わせて買い替えていくのがいいのかなあと。
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