コールマンのツーリングドームSTは、ソロキャンプ初心者でも設営できるのでご安心ください。
設営方法は、大きくわけて3ステップ。
1インナーテントを組み立てる
2.フライシートを被せる
3.自在ロープを張る
慣れれば20~30分ほどで設営できます。
しかし、ツーリングドームSTが人生初テントかつ初設営なら、1時間ぐらいかかるかも。
ただツーリングドームSTに限らず、1度でも何かしらのテントを組み立てたことがあるなら手順はだいたいわかるはずなので、1時間もかからないと思います。
レビュー記事>>>コールマンのツーリングドームST使用レビュー!ソロキャンプのはじめてのテントにおすすめ
完成図
完成図
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフライシートとインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
雨除けのフライシートのなかに、居住部のインナーテントがあります。
必要なもの
画像、フライ、インナー、ポール、ペグ、ガイロープ、ゴムハンマーを並べた様子
1.インナーテント
2.フライシート
3.メインポール(黒)×2本
4.フロントポール(グレー)
5.ペグ×13本
6.ペグハンマー
7.自在ロープ
ツーリングドームSTの設営に必要なものは以上。
6のペグハンマー以外は、ツーリングドームSTを購入したときの付属品です。
6のペグハンマーは、ダイソーのゴムハンマーで代用しています。
説明書
ツーリングドームSTの設営方法は、説明書にも記載されています。
その説明書はネットでも見れるので、そちらも合わせてどうぞ。
説明書:ツーリング ドーム ST 型番: 170T16400J – コールマン|Coleman
全体の流れ
設営のおおまかな流れは以下の3ステップ。
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
1.インナーテントを組み立てる
画像フライ完成図
2.フライシートを被せる
画像自在完成図
3.ガイロープを張る
1.インナーテントを組み立てる
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
画像インナーテントを組み立てるのに必要な道具
インナーテントを組み立てるのに必要な道具は以下のとおり。
1.インナーテント
2.メインポール(黒)×2本
3.フロントポール(グレー)
4.ペグ×4本
5.ペグハンマー
地面に広げる
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ツーリングドームSTの設営場所を決めます。
次にインナーテントを地面に広げます。
前後の向きに注意してくださいね。
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ランタンマークがあるほうが前(正面)になります。
メインポールをセットする
つづいて、2本のメインポール(黒色)を、インナーテントにセットします。
![ツーリングドームSTのメインポール](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
画像ポールの連結の仕方
上の写真の状態から、ポールを連結して伸ばします。
![ツーリングドームSTのメインポールのつなぎ目](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ポールはゴム紐でつながっているので、かんたんにポールを連結することができます。
ポールを伸ばすとかなり長くなるので、周囲の物や人に当たらないように注意。
![ツーリングドームSTのメインポールを差し込むポケット](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ポールを伸ばしたら、インナーテントの後ろ側にあるポケットに、ポールを差し込みます。
![ツーリングドームSTのメインポールを差し込むポケット](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
画像交差するポール
ポケットに差し込むとポールが交差します。
2本のポールのうちどちらが上になってもかまいません。
またポールの前後の向きも、気にしなくてOKです。
![ツーリングドームSTのメインポールのエンドピン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
次はポールの先端に、エンドピンを差し込みます。
![ツーリングドームSTのメインポールとエンドピン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのメインポールとエンドピン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ポールは空洞になっているので、エンドピンを差し込めます。
フックをかける
![ツーリングドームSTのインナーテント](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ポールを起こして、インナーテントの中心のフックを、ポールに引っ掛けます。
![ツーリングドームSTのインナーテントのフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
フックを引っ掛けるポールは、上側のポールです。
![ツーリングドームSTのインナーテントのフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
あとは残りのフックも引っ掛けていきましょ。
![ツーリングドームSTのインナーテントのフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフロントポールのフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
インナーテントには、黒のテープのフックと、グレーのテープのフックの2種類あります。
黒のテープのフックを引っ掛けてください。
グレーのほうは、あとで使います。
黒のポールには黒のテープ、グレーのポールにはグレーのテープと色分けされています。
前室用のポールをセット
![ツーリングドームSTのフロントポール](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
さっき使ったメインポール(黒)と同じように、フロントポール(グレー)も連結して伸ばします。
![ツーリングドームSTのフロントポールのエンドピン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフロントポールとエンドピン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
インナーテントの両側面に、グレーのテープのエンドピンがあるので、フロントポールを差し込みます。
※ランタンマークがあるほうにフロントポールが張り出す
![ツーリングドームSTのフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフロントポールとフック](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
つづいて、赤丸の囲ったあたりにあるフックを引っ掛けます。
グレーのテープです。
四隅にペグを打ち込む
![ツーリングドームSTのペグとダイソーのゴムハンマー](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
テントが風で吹っ飛んでいかないように、四隅をペグで地面に固定します。
![ツーリングドームSTのインナーテントのペグ打ちする場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ペグを打ち込む前ならテントを持ち上げて移動させられるので、「ちょっと場所を変えたいなあ」と思ったら、いまのうちに移動させましょ(テント設営をはじめる前にだいたいの場所を決めとくのがベスト)。
イラスト、テントに対するペグの向きや角度
![ツーリングドームSTをペグ打ちする人](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ペグを地面に打ち付ける前に、インナーテントのファスナーは完全に閉めてくださいね。
ファスナーを開けたままペグ打ちすると、ファスナーが閉まらないことがあるので。
これでインナーテントは完成。
2.フライシートを被せる
フライシートを被せるのに、必要な道具は以下のとおり。
1.インナーテント(さっき組み立てた)
2.フライシート
3.ペグ×5本
4.ペグハンマー
さっき組み立てたインナーテントに、フライシートを被せるだけなので、かんたんです。
四隅のフックをかける
![ツーリングドームSTにフライシートを被せる人](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
まずフライシートを被せます。
その際、フライシートの前後の向きに注意してくださいね。
前後の見分け方は以下のとおり。
![ツーリングドームSTのフライシート](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのベンチレーション](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
・ファスナーが2つある・・・前
・ファスナーが1つ・・・後
・ベンチレーションがある・・・後
![ツーリングドームSTのDカンの場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
インナーテントの四隅のDカンに、フライシートのフックを引っ掛けます。
![ツーリングドームSTのDカン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのDカン](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ベルクロをする
![ツーリングドームSTのベルクロテープ](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
テントの内側に入って、フライシートについてるベルクロテープでポールを固定します。
ベルクロテープは、ポールに沿って数カ所あります(前後にある)。
![ツーリングドームSTのメインポールとフロントポールが交差する場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのベルクロテープ](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
メインポール(黒)とフロントポール(グレー)が交差するところのベルクロは、両方のポールをまとめて固定。
![ツーリングドームSTのフライシート](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ここまでの作業で、ツーリングドームSTの見た目は上の写真のようになっているはずです。
ペグで固定
![ツーリングドームSTのペグとダイソーのゴムハンマー](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
インナーテントの四隅をペグ打ちしたように、フライシートの前後左右(計5ヶ所)にある黒いゴムの輪っかをペグで固定します。
![ツーリングドームSTのフライシートのペグ打ちする場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフライシートのペグ打ちする場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのフライシートのペグ打ちする場所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTのペグを通す輪っか](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
フライシートのファスナーを完全に閉めてから、ペグ打ちをしてくださいね。
ファスナーを開けたままペグを打つと、ファスナーが閉まらない可能性があります。
画像完成図ぐるっと一周
これでほぼ完成。
ただ風が強い、これから風が強くなる可能性があるなら、自在ロープを張って強風対策をします。
はじめてソロキャンプをするときは、自在ロープを張ったほうが安心です。
夜に風が強くなってきたら、不安で眠りにつけないので。
3.自在ロープを張る
![ツーリングドームSTのペグと自在ロープ](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTの自在ロープを結ぶ箇所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTの自在ロープを結ぶ箇所](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
やることはかんたんです。
自在ロープをテントに結んで、ペグで固定するだけ。
![ツーリングドームSTの自在ロープを結ぶ輪っか](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![ツーリングドームSTに結ばれた自在ロープ](https://usagida.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
自在ロープを張ることで、テントの安定性が高まるので安心です。
最後に金具でテンション(張り具合)を調節します。
参考:自在金具の調整[キャンプツーリング前に知っておきたい基礎知識]
まとめ:ツーリングドームSTはソロキャンプ初心者でも設営可能
1インナーテントを組み立てる
2.フライシートを被せる
3.自在ロープを張る
ソロキャンプ初心者でも、ツーリングドームSTは設営できます。
とはいえ、人生初のテント設営ならちょっと苦労するかもしれませんね。
ただ1度設営してしまえば、「テントってこうやって組み立てるんだ」と流れがわかるので、2度目からは説明書を読まずに設営できるかと。
慣れれば20~30分で設営できますよ。
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