車やバイクキャンプでコールマンの定番テント「ツーリングドームST
ツーリングドームSTは初めてのテントに向いているなあ、というのが率直な感想です。
初テントにツーリングドームSTが向いてる5つの理由
1.組み立てやすい
2.ちょうどいい大きさ
3.急な雨にも対応
4.手を出しやすい値段
5.メルカリで売れる
順番に説明します。
1.設営しやすい
ソロキャンプ初心者に立ちはだかる壁といえば、テントの設営。
複数人でいくグループキャンプであれば、みんなで協力しながらテントを組み立てられます。
しかしソロキャンプの場合はすべてを1人でしなければなりません。
その点、コールマンのツーリングドームSTは、キャンプ初心者でも比較的かんたんに設営することができます。
慣れれば20分もあれば設営可能です。
関連記事>>>コールマン「ツーリングドームST」の設営方法【所要時間20分】
2.ちょうどいい大きさ
ツーリングドームSTは、ソロキャンプにちょうどいい大きさ。
ふつうに考えると、広いテントのほうが居心地はいいです。
ただテント設営や撤収作業、泥落としなどのメンテナンスなどもふくめて考えるとどうでしょうか?
1人ですべての作業をしなければならないソロキャンプでは、広すぎる大きすぎるテントを使うのはデメリットにもなるんです。
ツーリングドームSTはめちゃくちゃ広いテントではありません。
グループキャンプで使われるようなテントとくらべると、むしろ狭いほうです。
しかし1人でも設営や撤収、メンテナンスが可能な大きさで、しかもソロキャンプでは必要十分な広さを備えています。
ツーリングドームSTはソロキャンプ初心者の方でも、必要十分な広さを備えつつ、扱いやすいサイズのテントだとおもいます。
3.どしゃぶりの雨にも対応
自宅の庭にツーリングドームSTを設営して雨のなか放置したところ、24時間の雨に降られても浸水しませんでした。
また傘をさしても体が濡れてしまうような雨が降っても、ツーリングドームSTはサラサラのまま。
キャンプで使うには充分な防水性を持っているので、急な雨に降られても安心してテント内で過ごすことができます。
嵐のなかで使えるかはわかりませんが、そんななかでキャンプすることはないので、充分な防水性を持っているといえるかと。
4.手を出しやすい値段
テントの値段はピンキリで、3万円以上するテントなんてザラにあります。
私は最安で2000円のテントを所持、ノーブランド品です。
いいテントを買おうとおもったら、もちろんそれなりに出費が必要。
でも初心者がいきなり3万円もの大金を出すのは厳しい…。
その点ツーリングドームSTは1万5千円ほどで入手可能で、手を出しやすい値段です。
だからといって悪いテントではなく、設営がかんたんでそれなりに広く、雨が降ったってへっちゃら。
100年以上の歴史を持つコールマンのテントなので、安心感もあります。
5.メルカリで売れる
テントのなかではお手頃な価格のツーリングドームSTとはいえ、1万5千円の出費はちょっと痛いですよね。
すっかりキャンプにハマっているのならいいですけど、これからキャンプを続けるかわからないのに、1万5千円も出すのはちょっと気が引けるかと。
しかしご安心を。
ツーリングドームSTはメルカリで売れます。
もしキャンプをやめてしまったら、メルカリでツーリングドームSTを売りましょう。
そうすれば損失は最低限に抑えられます。
もちろんテントの状態によってはいい値段では売れませんが、きれいな状態ならそれなりに値がつきます。
広さ
のなかに入って写真を撮ったので、「これぐらいの広さかな?」と参考にしていただければと。
☆うさぎ田のスペック
・身長・・・163cm
・体重・・・60kg
高さ

あぐらをかく。

正座をして軽く背筋を伸ばすと、ちょうど天井に頭がつきました。
横幅


テントに指先が触れるまで、両腕を伸ばした状態。


テントの端に頭が触れるようにして、寝転んでみた。
ズボンを履くには寝転ぶといい


立ってズボンを履けないこともないんですが、かなり体勢がしんどい。
それなら、寝転んでズボンを履いたほうが着替えやすいです。
出入りは中腰より座って


テントへの出入りは中腰より座ったほうが、はるかに楽です。
グランドシート
テントの汚れや浸水、破れを予防するために敷くグランドシートは、ギアトップのLサイズ
設営方法
>>>コールマン「ツーリングドームST」の設営方法【所要時間20分】
ツーリングドームSTの設営はかんたんなので、キャンプ初心者の方でもだいじょうぶです。
慣れれば20分もあれば設営できますよ。
くわしい設営方法は「コールマン「ツーリングドームST」の設営方法【所要時間20分】」で書きました。
冬でも使えた

ツーリングドームstでも冬に眠れました。
☆検証時の気温
・外気温:1.7℃(0時)
・テント内気温:4.7℃(0時半)
☆検証時の装備
・テント:ツーリングドームst
・マット:リッジレストソーライト
・服装:ヒートテック上下+スウェットシャツ+ジーパン+ダウンジャケット+靴下+マフラー
※寝袋のスペック上、けっこう重ね着してます
同じ装備で雪が降る中検証したこともありますが、朝まで眠れましたよ。
まあ冬キャンプで凍えないためには、テントよりも就寝道具が大事なんでしょうね。
バイクでの使用感はいいけど欠点あり
いいけど欠点あり
って感じです。
欠点は積載がしにくいこと、いいところはテント内が広いこと。
欠点:積載しにくい
ツーリングドームSTの最大の欠点は「積載」だとおもいます。
テントの名前に「ツーリング」とつくわりには、お世辞にもバイク向きとはいえない収納サイズ…。
私はバックパック1つにすべての荷物を詰め込んでキャンプツーリングをしているぐらいなので、もちろんバイクに積載できる収納サイズではあります。
ですが理想をいうなら、もうひとまわり小さければ最高だったかなあと。
まあコンパクトに作ると価格が跳ね上がるので、収納サイズ問題はしょうがない。
いいところ:ヘルメットをおいても広々している
いっぽうで、テント内の広さはバイクキャンパーにとって魅力的。
ブーツやヘルメット、プロテクターを置いてもまだまだ余裕があります。
ツーリングドームSTで北海道ロングツーリングをしてる方もいらっしゃるぐらいです。
関連動画>>>白雲次郎さんのモトブログ(バイク系のYouTube)
小さく収納するアイデア
ツーリングドームSTは収納サイズがおおきいですが、コンパクトに収納する方法があります。
その方法は、付属の収納袋を捨てて小さめのバッグに入れ替えることです。
ツーリングドームSTの収納サイズがおおきい原因は、テントの布部分がかさばるから。
つまり布部分さえ小さくまとめることができれば、収納サイズはコンパクトになります。
付属の収納袋には圧縮機能がついていますが、そこまで小さくならないんですよ。
そこでひと回り小さいバッグに入れ替えることで、小さく圧縮してしまおうというわけ。
おすすめのバッグは東ドイツ軍のコンバットバッグ
おすすめのバッグは、東ドイツ軍のコンバットバッグ
※裏地がビニールのほうが防水仕様
コンバットバッグにテントの布部分をつっこむと、ちょうどいい感じに圧縮されます。
完全防水のバッグなので、泥で汚れたテントをそのままバッグに突っ込んでも、水でサッと洗い流すことが可能。 お手入れが楽ちんです。
しかもこのバッグは、「サイドバッグとして生まれてきたんじゃないか」ってぐらい、バイクのサイドバッグに向いています。
・完全防水だから雨に打たれてもへっちゃら
・上下左右にループがついていてバイクに取り付けやすい
の上にくくりつけてもいいでしょうし、サイドバッグにしてもいい、リュックとして背負ってもOK。注意点としては、キャンプに行かないときはもとの収納袋にいれて、圧縮しないまま保管することですかね。
テントをちいさく圧縮しっぱなしだと防水性が落ちる可能性があるので、使わないときはゆったりと保管してあげたほうがいいとおもいます。
関連記事>>>東ドイツ軍コンバットバッグを格安防水サイドバッグとして代用してみた【バイクの積載】
コールマン「ツーリングドームST」使用レビューまとめ
☆初テントに向いてる理由
1.組み立てやすい
2.ソロならちょうどいい大きさ
3.手を出しやすい値段
4.急な雨にも対応
5.メルカリで売れる
☆キャンプツーリングでの使用感
・積載はできるけどちょっとしにくい
・ヘルメットをおいても広々とした室内
・コンバットバッグに入れて小さく圧縮できる
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