ネイチャーハイクの化繊寝袋LW180は、最低10℃ぐらいまで眠れます。
首元に紐がないので、寒いときに首元を絞れないのは欠点です。
ただ使用する季節さえ選べば、優秀な寝袋かと思います。
「春夏秋」が使いやすいかな。
サイズもかなりコンパクトなので、バイクや自転車のように荷物の積載量が限られたキャンプには、使いやすい寝袋です。
最低11℃までなら眠れる
外気温が11℃までなら、LW180で眠れることを確認しました。
☆検証環境
・外気温・・・11℃(0時)
・服装・・・ヒートテックのインナー上下、ウールのズボン、裏起毛のスウェットシャツ
・テント・・・ツーリングドームST(コールマン)
・マット・・・銀マット(キャプテンスタッグ)
0時~6時ごろまで、途中で目覚めることなく眠れました。
関連記事>>>コールマンのツーリングドームST使用レビューまとめ!はじめてのテントにおすすめ
しかし起きたとき寒さを感じたので、LW180の最低使用温度は10℃ぐらいとみといたほうがいいかなと。
まあ底冷えを感じていたので、マットを銀マットよりいいものに変えると、10℃以下でもいけそうな気はしますが。
たとえばキャプテンスタッグのEVAフォームマットはおすすめ。
関連記事>>>キャプテンスタッグ「EVAフォームマット」使用レビューまとめ〜ソロキャンプで使うはじめてのマットに向いてるよ〜
LW180を10℃の環境で使わざるを得ないなら、あたたかい服やカイロを用意しといたほうが安心。
冬は無理。
季節的には「春夏秋」が使いやすいんじゃないかと思います。
暑いときは足を出して体温調節
「寝袋に入ると暑い、でも寝袋から出ると寒い」
というときに重宝する機能が、寝袋から足だけ出せること。
こまかい体温調節ができるので、眠りやすいです。
ファスナーがダブルなので、つま先だけ出すという芸当ができます。
ブランケットにも
ファスナーを完全に開くと、ブランケットのようにして使うことができます。
眠るときの体温調節にはもちろんのこと、夕暮れで肌寒いときに羽織って暖を取ってもOK。
収納袋はまくらになる
ちょっとした小技ですが、LW180の収納袋をまくらとして使用することで、荷物を少なくすることができます。
「バイクだから荷物はたくさん持っていけない、けど気持ちのいい朝を迎えたい」
なんてときに有効です。
収納袋をまくら化する方法は、着替えやタオルを詰めるだけ。
詰める量を変えることで、自分の頭の高さに合わせたまくらになるので、実は寝心地はかなりいいです。
収納袋には寝袋を圧縮するためのベルトがついてますが、実際に寝てみると意外と気になりませんよ。
ふつうに眠れます。
実際に寝てみた
LW180に寝てみましたんで、実際に使ったときのイメージの参考にどうぞ。
☆うさぎ田のスペック
身長・・・163cm
体重・・・60kg
☆LW180のスペック(実測)
長さ・・・180cm
封筒型の寝袋なので、窮屈さも少ないですね(もちろん布団とくらべたら窮屈)。
洗えるから汗をかく夏でも使いやすい
LW180は化学繊維でできた寝袋なので、汗をかいて寝袋が汚れる夏のキャンプでも気兼ねなく使えます。
寝袋のなかに詰まってる素材は、
・ダウン
・化学繊維(化繊)
おもにこの2種類。
ダウンは水に弱いので、気軽に選択できる代物ではないんです。
しかしLW180は化繊なので、ふつうに洗えます。
なんども洗ってますが問題なしです。
ダウンは軽量&コンパクトになるのが魅力ですが、洗いにくいので汗をかく夏には気を使うんですよね。
LW180は春秋のソロキャンプ向けのいい寝袋
☆LW180まとめ
・春夏秋のソロキャンプに使える
・最低使用温度は10℃ぐらい(マットをいいものに変えると、もっといけるかも)
・つま先だけ出したりブランケット化したり、体温調節がしやすい
・収納袋をまくら化すると、荷物を減らせる
「夏よりの春秋」までが使いやすい気温だとおもいます。
あたたかい時期のキャンプはLW180で、寒い時期のキャンプは冬用の寝袋を用意すると、1年中快適に眠れるんじゃないかと。
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