「ダナーフィールド」レビュー!アウトドア〜日常まで使えるオールラウンドな相棒

泥に立つダナーフィールド ソロキャンプ

キャンプや登山などのアウトドアからバイクや普段履きの靴として、ダナーフィールドを履いているのでレビューをします。

ちまたでは「ダナーライトの廉価版」との声もありますが、実際にダナーフィールドを履いてみると、充分な履き心地と性能をもっていました。
革を育てる楽しみもあり、バケツのように水を汲めるほどの防水性もあり、毎日履きたくなるほどかっこいい…。

それに私はダナーフィールドをただの「ダナーライトの廉価版」とはおもっていません。
ただの廉価版ではなく、タウンユース寄りに改良されたダナーライトだとも感じています

まあ私もダナーライトと迷った口ですが、ダナーフィールドを選んで後悔はありません。

ダナーフィールドを履いた足元からは、ひしひしと「相棒感」が伝わってきます

3つの購入理由

ダナーフィールドで歩く人

新しく靴を購入するにあたって定めた条件は以下の3つ。

1.キャンプや登山などのアウトドアで使える

2.日常で使えるほどファッション性が高い

3.防水

以上の条件を満たしたのがダナーフィールドでした。

1つずつご説明します。

1.アウトドアで使える

泥を歩くダナーフィールド

新しい靴を購入する上での前提条件は、

キャンプや登山などのアウトドアで使えること

でした。

その点ダナーフィールドは、公式サイトの説明からアウトドアでの使用を想定されていることがわかります。

アウトドアラインよりデビューのダナーフィールド。
防水・透湿性能に優れたGORE-TEX®を使用。悪天候も想定した安心のスペックとなっており、トレイルやキャンプといったアウトドア―シーンで抜群の効果を発揮。

引用:DANNER FIELD

とくに登山でも使える点は重視。

商品説明に登山靴とは書かれていませんが、軽めの登山になら使えそうだと判断しました。

ダナーライトを登山に使っている方もいらっしゃるようですし、似たようなスペックのダナーフィールドでも大丈夫かなあと。

2.雨でも使える

シャワーで泥を落とされるダナーフィールド

登山でも使えて、なおかつ防水性が必要。

キャンプ場や登山道にはぬかるみがあり、靴が浸水する場面に遭遇します。
靴下が濡れるの気持ち悪いですが、靴が防水だとその心配もいりません。

ダナーフィールドにはゴアテックスが搭載されているので、防水性が高いです

ゴアテックスとは水を通さず蒸れにくいという特徴をもった、薄いフィルムみたいな素材のこと。
つまりダナーフィールドは、雨以外でも履ける「蒸れにくい長靴」ってことです。

実際に防水性を検証しましたが、バケツのように靴のなかに水を入れても漏れません

※検証内容の詳細は後述

まあ登山靴には防水機能が備わっているものも多いので、登山靴を中心に探していれば自ずと防水靴は見つかりました。

また私はバイクに乗るので突然の雨が心配ですが、ダナーフィールドは防水性があるので安心。
それに靴を履き替えたりレインカバーをつけなくていいので楽です。

3.日常で使える

ダナーフィールドを履いた人

防水かつ登山で使える靴なんて、星の数ほどあります。

しかし私が登山靴を探し回ったところ、日常で履けるファッション性を備えた防水登山靴はそう多くありませんでした。

登山で使うことだけを考えるなら、定番のキャラバンを購入していたと思います。
私のような登山初心者向けだったからです。

ただ、どうせ靴を買うならふだんから履けるデザインのほうがいいよなあ、との思いがありダナーフィールドに決めました。

防水性のある靴を、キャンプや登山でしか履けないのはもったいないと思ったんです。
ハードな登山をするようになったら、デザイン度外視で登山専用の靴を買えばいいか、と。

ダナーフィールドは、登山でも使えるような靴としてはシュッとした細身のデザインで、革の経年変化や育てる楽しみがあるのが魅力的。

ほかの登山靴はゴツいものが多い印象でしたが、ダナーフィールドは無骨ななかにもスタイリッシュさがあって、すごくかっこいいと思いました。

ダナーライトとの違い

地面に並べられたダナーフィールド

>>>ダナーフィールドとダナーライトの違いを問い合わせてみた結果〜廉価版のひとことでは片付けられない最高のブーツだった〜

ダナーフィールドとダナーライトの共通点・違いを問い合わせました。

フィールド ライト
ゴアテックス 搭載 搭載
レザー フルグレイン フルグレイン
ソール ビブラム ビブラム
価格 25000円 55000円
生産国 ベトナム アメリカ
ナイロン 1000D コーデュラ
インソール オーソライト なし
靴紐通し フック

表にざっとまとめるとこんな感じ。

ダナーフィールドをベトナムで製造することで、価格を抑えることに成功したようです。

ただ安かろう悪かろうではないので、心配ありません。

そのベトナムの工場は、アメリカの軍隊に配給するブーツを製造しているような工場なので、生産管理はかなりしっかりとしています。

詳しくは「ダナーフィールドとダナーライトの違いを問い合わせてみた結果〜廉価版のひとことでは片付けられない最高のブーツだった〜」で書きました。

水たまりや泥道もなんのその

泥に立つダナーフィールド

ダナーフィールドにはゴアテックスが搭載されているため、水たまりや泥道を歩いても浸水しません

泥道を歩くダナーフィールド

こんな風に泥道を歩いても浸水しないので、キャンプや登山などのアウトドアで活躍します。
もちろん雨の日の通勤通学にもいいですね。

しかし私自身ダナーフィールドがはじめてのゴアテックス搭載アイテムで、

「本当に水たまりや泥道を歩いても浸水しないほど防水性があるのか?」

と、ゴアテックスの性能には半信半疑でした。

しかもダナーフィールドはダナーライトの廉価版といわれていますから、「ダナーライトより価格は抑えられてるし、もしかしたら欠陥があって浸水してくるかもしれない」という不安もありました。

ということで、念のためにその防水性を検証してみました。

ゴアテックスの防水性検証

水を注がれたダナーフィールド

結論からいうと、どこにも欠陥はなく水たまりを歩いても浸水しません

検証方法はシンプルで、バケツのようにダナーフィールドのなかに水を入れて、漏れるかどうかをチェックしました。

防水性が低かったりどこかに欠陥があれば、靴の外に水が漏れ出すはずです。

結果、まったく漏れませんでした

上下左右くまなくチェックしましたがどこからも水は漏れ出しておらず、防水性はバッチリのようです。

バケツにつま先を突っ込んでいるダナーフィールド

シャワーで泥を落とされるダナーフィールド

外側からバケツの水につけたり、シャワーをかけたりもしましたが、もちろん浸水しません。

ダナーフィールドのビブラムソール

これで安心して、雨の日も快適に出かけられます

外観・詳細

ダナーフィールドの外観・詳細をご紹介します。

ナイロンや革の種類のような細かいスペックについては「ダナーフィールドとダナーライトの違いを問い合わせてみた結果〜廉価版のひとことでは片付けられない最高のブーツだった〜」で書きました。

デザイン

外に置かれたダナーフィールド

外に置かれたダナーフィールド

外に置かれたダナーフィールド

はあ、かっこいい。

ダナーフィールドで歩く人

ダナーフィールドを履く人

ダナーフィールドの正面

ダナーフィールドの後ろ姿

ダナーフィールドの後ろ姿

ダナーフィールドのビブラムソール

泥を歩くダナーフィールド

泥道を歩くダナーフィールド

履いてみるとこんな感じ。

重さ(25cm)

重さを測られる濡れたダナーフィールドの左足

乾燥 濡れ
右足 655g(紐8g) 665g(紐12g)
左足 675g(紐8g) 690g(紐13g)
合計 1330g(紐16g) 1355g(紐25g)

ダナーフィールド(25cm)が乾燥しているときと、濡れているときの重さを測ってみました。

濡れると片足10〜15gぐらい重くなるようです
革の部分は水をはじくので、靴紐とナイロン部分が水を吸ってしまうんでしょうね。

ちなみに乾燥重量で右足と左足に20gの差がある理由は謎。
底のすり減りや、革についた傷で20gの差がついたのでしょうか。

まあ測るまで左右で重さが違うなんて気づかなかったので、個人的にはどうでもいいです。

洗面台に浮かぶダナーフィールド

※実際の使用シーンを想定して、ダナーフィールドのなかは濡らさないように、外側だけビチョビチョにして測定。表面についた水滴は拭き取っていません。

紐の長さ

外に置かれたダナーフィールド

紐の長さは約145cm、直径は約0.4cmでした。

履き込んで紐が伸びてるかもしれないので、新品時の紐の長さとは違うかもしれませんが、ほかの靴でもだいたいこんなもんでしょう。

泥に立つダナーフィールド

私は紐をギュッと縛り上げて履くのが好きなので、あまりの紐がちょっと長く感じます。
なので足首にぐるっと回して、長さを調整して結ぶことも多いです。

紐を縛り上げずにゆるめに履くのが好きな方には、ちょうどいい長さかもしれません。

ダナーフィールドの靴紐を通す穴

ちなみに問い合わせたところ、紐を通す穴をダナーライトのように、穴ではなくフックに交換することも可能だそうですよ。

参考>>>Danner Repair Service

インソール

ダナーフィールドのインソール

インソールが入っていて、取り外し可能です。

ダナーフィールドのインソール

ダナーフィールドのインソール

ダナーフィールドを履いた人

インソールのおがげで歩きやすくなったのかどうかはわかりませんが、あったほうがいいんでしょうね。

ソール交換

地面に置かれたダナーフィールド

ソール(底)はすり減ってきますが、有料でソール交換が可能です。

工期 : 1〜2ヶ月程度

金額 : ¥13,000~+tax (ヒールのみ ¥6,000~)

引用:Danner Repair Service

ソールはダナーライトと同じく、ビブラムソールのクレッターリフトというモデルですね。

街の修理屋さんでも、修理してもらえるんじゃないですかね。

シーンごとの使用感

マグカップとダナーフィールド

ダナーフィールドは以下のシーンで履いています。

・雨

・キャンプ

・登山

・車

・バイク

・普段履き

つまり、いつも履いてます

各シーンごとに、使用した感想をご紹介します。

雨の日

水をかけられるダナーフィールド

さきほどゴアテックスの性能を検証して、防水性は折り紙付き。

雨の日にも積極的に履いてますが、水たまりを歩こうが大雨に降られようが靴下がビチャビチャにならないのは気持ちがいいですね。

靴下が濡れる心配がない

という安心感を与えてくれるのもいいところ。

雨のお出かけに怯えなくていいです。

また、

「午前は晴れ、午後から雨」

なんて天気のときに、ダナーフィールドがとくに活躍してくれます。

午後から雨だからといって、晴れている午前中に長靴を履くのは見た目的に違和感がありますよね。

しかしダナーフィールドは晴れでも違和感がまったくありません

いざ雨が降れば、人々が水たまりを避けて歩くなか、自分だけは水たまりを突っ切って歩ける優越感に浸れます。

(周囲に人がいるときにバシャバシャしたら迷惑なので、結局水たまりは避けるんですが、浸水しない安心感はおおきい)

靴下が濡れない、濡れる心配がないというだけで、雨の外出がずいぶんと快適になりました

キャンプ

キャンプツーリング入門Bセットと男

キャンプ場にはぬかるみがあったりしますが、ダナーフィールドはぬかるみを歩いても浸水しません。

地面に置かれたダナーフィールド

またビブラムソールのおかげか、滑って転びそうな気配がありません

傾斜があるキャンプ場なんかだと、ズルっと滑りそうなことがありましたが、ダナーフィールドだとしっかりグリップしてくれてるような気がします。

ただテントの出入りが多い人だと、ちょっと靴の脱ぎ履きがめんどくさいかもしれません。

私は寝るとき以外テントに入らないですし、靴紐をギュッと縛り上げるのが好きなので、だいじょうぶですが。

登山

登山で履かれているダナーフィールド

雪山でテント泊するような登山ではなく、日帰りでサッと行ってサッと帰るような山でしか履いていませんが、ふつうに問題なく使えています

私は登山ビギナーなのでしっかりとレビューはできませんが、

「素人でも登山できている=性能的には問題ない」

のではないかと(あくまで軽い登山)。

ただ登山は下手すると命を落とすので、「ダナーフィールドでどこまで行けてどこまで行けないか」の判断は慎重にしていきたいと思います。

車の運転

ダナーフィールドで車の運転をする人

ダナーフィールドで車の運転もします。

実は初めてダナーフィールドで車に乗ったとき、運転しにくくて諦めかけました。
底の分厚さと硬さのせいで、ペダルの感覚が掴みにくかったんです。

しかしキャンプ場や登山口に着いてから靴を履き替えるのもめんどうなので、なんとかダナーフィールドで車に乗りたかった…
それに、普段履きからアウトドアまで履けるのがダナーフィールドの魅力なのに、いちいち登山口で靴を履き替えるのはその魅力を潰してしまう…

ということで、1ヶ月の練習期間を設けました。
仮に1ヶ月でいつもどおりの運転ができなければ、ダナーフィールドで運転するのはやめようと。

練習期間中はいつも以上に車間距離をたっぷり取るなど、安全運転を心がけました。

そしたらふつうに乗れるようになりました

慣れの問題みたいです。

バイク

ダナーフィールドを履いてバイクにまたがる男

私の愛車は原付アメリカンのジャズなので、ほかの中型以上のバイクだと操作感は違うかもしれませんが、ダナーフィールドでバイクに乗ってもとくに支障はありませんでした

クラッチもしっかりと操作できています。
もちろんバイク用シューズと比べたら操作感は劣るでしょうが、ふつうに乗るぶんには問題なかったです。

ダナーフィールドとバイクのシフトペダル

ただシフトペダルとあたる部分が傷むことを考慮して、念のためにシフトペダル側に革カバーを装着しました。
防水性のあるいい革なので、ていねいに扱おうと思いまして。

カバーといっても、革の歯切れを耐候性のある結束バンドで止めただけ。
手で引っこ抜こうとしても取れないので、かなりしっかりとついてます。

まあダナーに問い合わせたところ、革が削れても撥水性は持続するようなので、カバーは不要かもしれませんね(削れの程度にもよる)。

もしかしたら革カバーが色移りするかもなので、ダナーフィールドと革カバーの色を合わせました。
色を合わせると、万が一色移りしても目立ちません。

またダナーフィールドには防水性があるので、バイクに乗っていて急に雨に降られても安心です。
私はレインウェアに着替えるのがすごくめんどくさく感じるので、突然の雨でも靴を履き替えたりカバーをつけたりしなくていいのは楽でありがたい

しかも革とゴアテックスのおかげか防風性能もあるようで、「革手袋をつけた指先は冷たいのに、ダナーフィールドを履いたつま先は冷えていない」ということもありました(4月のことで、冬はまだ未経験)。

普段履き

ダナーフィールドのビブラムソール

雨の日やアウトドアだけでなく、普段からガツガツとダナーフィールドを履いています。

革がやわらかいからか歩きやすく、靴擦れの気配すらないですね。

ドクターマーチンの革靴を履いていたことがあるのですが、履き込んでも靴擦れすることがありましたから、ダナーフィールドの履き心地にはちょっと感動しました

ちまたでは「ダナーライトの廉価版」なんていわれていますが、ダナーフィールドも履いてワクワクする靴ですよ。

紐をギュッと縛り上げた姿がかっこいいんで、つい下を見ながら歩いちゃいますもん。

「相棒感」がたまらないです。

まとめ:ダナーフィールドはアウトドア〜日常まで連れていける相棒

泥を歩くダナーフィールド

☆購入理由

1.キャンプや登山などのアウトドアで使える

2.日常で使えるほどファッション性が高い

3.防水

☆雨の日にも安心・快適に履ける防水性

☆キャンプ・登山・車・バイクなど、あらゆる場面で連れ回せる相棒

どうしてもダナーライトじゃなきゃダメだ!

という場合でなければ、デザイン的にも性能的にもダナーフィールドで満足できると思います。

私はダナーフィールドと同価格帯の革靴を履いていますが、手入れなんてめんどくさくてほぼしなかったんですよ。
せいぜい半年に1回ぐらい。

ところがダナーフィールドの手入れは、ちゃんとするようになりました
週1ぐらいでやってます。

傷だらけにしては手入れをして、これから長く履いていきたい…靴に対してこんな気持ちになったのは初めてです。

初恋の味を思い出しました。

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